人は自分の最も悪い習慣でさえ失うことを残念がる。おそらく、最も残念がるだろう。なぜなら、それこそがその人の人格の本質的な部分であるからだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【本日の名言・格言・心に響く言葉】

人は自分の最も悪い習慣でさえ失うことを残念がる。
おそらく、最も残念がるだろう。
なぜなら、それこそがその人の人格の本質的な部分であるからだ。

- オスカー・ワイルド -

(アイルランド出身の世紀末文学の代表的作家、詩人、劇作家。)

 

 

この言葉の意味を考える前に、
そもそも自分にとって良い習慣とは、
悪い習慣とは何なのか、まずは問いただしてみて下さい。

 

自分の人生はどのような使命を持って、
どのような生き方をして、
どのような貢献をして、
どのような人たちに囲まれて、
どのような最期を迎えたいのか。

 

こういう風に考えると、自分にとっての本当の価値観が分かり、
それに対して自分の習慣は良いのか悪いのかが見えやすい。

 

まず、このようにして自分の深い価値観を知らずして、
自分の行動、習慣が良いのか悪いのかは分かりません。

 

これは良い習慣だ、と思ってやっていても、
それは一般的に見て良い習慣だとされていることであって、
自分の目的地にたどり着くための行動や習慣ではないということが多々あります。

 

例えば、一般的に運動することは良いことだとされてますが、
運動量は適切なのか、何のために運動するのかによって、
良い習慣なのか悪い習慣なのかが変わってきます。

 

スポーツ選手なら、1日3時間でも5時間でも8時間でも運動するでしょうし、
運動すればするほど良いかもしれませんが、
健康のために運動する人が1日3時間も走っていれば本末転倒かもしれません。

 

勉強することは一般的に良いとされてますが、
何の勉強をするのか、何のためにするのかが重要になってきます。

 

ビジネスマンが休みを返上して、
考古学の勉強をしてもあまり効果的とは言えないでしょう。

 

そういう風に考えて、自分の深い価値観に触れることで、
ようやく良い習慣、悪い習慣が見えてきます。

 

それから、自分の習慣を客観的に、一歩離れて見て
これは良い習慣、悪い習慣と判断できたとしても、
良い習慣を取り入れたり、悪い習慣を断ち切ることは非常に難しいことです。

 

なぜなら、本日の言葉の通り、
習慣とは、その人の人格をあらわすものだからです。

 

勉強をして急に頭が良くなったり理解が深くなることがあっても
人格が急成長することはありません。

 

ボイストレーニングを行って、一流の先生に指導されて急に歌が上手くなることはあっても
人格が急成長することはありません。

 

ビッグビジネスに成功して、昇進したとしても
人格が急成長することはありません。

 

人格が勝手に急成長することはありえないのです。

 

人格を育てるためには、日々の忍耐、努力が必要です。

 

そのためには、意思の力が必要です。

 

人間が一番強力に意思の力を発揮するのは、
何かに対して燃えるような情熱を持ったときです。

 

それ以外は何も必要としないぐらい情熱を燃やすのです。

 

テレビを見ながらのんびりしたい日だってあるでしょう。
友人とお酒を飲んで騒ぎたい日だってあるでしょう。
ただただ、眠りたい日だってあるでしょう。

 

しかし、それらの誘惑にNOと言うためには、
常に絶やさずに情熱を燃やし続けることが大切なのです。

 

それらの行動の繰り返しで、
さらに良い習慣を取り入れ、悪い習慣を断ち切る。

 

そうすることでさらに人格が成長し、
さらに高いレベルの良い習慣を取り入れることが出来、
悪い習慣を断ち切ることが出来る。

 

これの連続で人は成長していき、
いずれ手に入れたい目標(物や金銭的な物とは限りません)にたどり着くのです。

 

まずは自分の深い価値観を見つめなおしてみること。

 

そしてそれが分かったのであれば、
何も恐れることなく、悪い習慣は断ち切ること。

 

恐らく、良い習慣を取り入れることより、
悪い習慣を断ち切ることの方が難しいと思います。

 

意識的にせよ、無意識的にせよ、悪い習慣を断ち切るには、
今まで行ってきたことを悪いものだと認める勇気が必要だからです。
場合によっては、それを認めることに恐怖すら感じてしまうのです。

 

自分の深い価値観に触れて決定したことであれば
何も恐れる必要はありません。

 

悪いものは悪いと認め、断ち切ってみましょう。

 

また、自分の深い価値観を見つめる時は、
自分の良心と話し合いながら見つめると、
より正確な価値観が見えてきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*